痛風の症状!足はこうなる!治療方法は?

公開日: : 最終更新日:2018/10/16



痛風と聞くと、

  • お酒の飲み過ぎ
  • 食生活や生活習慣の乱れによる“贅沢病“
  • 突然襲ってくる激痛など、発作性がある病気
  • 風が患部に当たっただけでも痛い

などを、皆さんは思い浮かべるのではないでしょうか。
飲みすぎ

痛風とは、尿酸と言われる、プリン体を代謝した結果できる老廃物(燃えカス)が、体の中に溜まり、それが結晶になって、関節などに沈着し、激しい関節炎を伴う病気です。

放置すると関節の変形をきたし、さらに尿路結石や腎臓の病気などの合併症を誘発する、おそろしい病気です。しかし現代では、良い薬も開発され正しい治療を受けさえすれば全く健康な生活が送れる様になってきました。

また痛風の発作を経験した事のある人は、発作の予兆を感じる事が多いと聞きます。しかし、初めて痛風発作を経験する人や、自分が痛風だと認識してない人にとっては、突然襲ってくる経験した事のない激痛に、どう対応して良いのか困惑することと思います。

そこで、痛風になってしまった時の症状や体のどの部位に起きるのか?また、どう対処すべきか?を中心に、どういった治療法・対処法があるのか?などを食生活の注意点も含めご紹介していきたいと思います。

痛風になった時の足の症状は?

痛風になった時の足の主な症状としては

  • 骨をキリで突かれる様な痛み
  • 足の指をペンチで挟まれる様な痛み

痛風の症状
などと、表現される我慢できない程の痛風発作の痛みと共に、上部写真の様に患部が赤く腫れ上がり、熱を伴って炎症を起こすなど。発作が起きている間は、歩行困難になる様な激痛が伴います。

まさに、『痛風』の語源になったといわれる、『吹いた風が身体に当たるだけでも激痛が走る』状態になってしまうのです。(なお、『風が強弱をつけて吹き付けるように身体に強弱をつけて痛みが走る』という説もありますが、どちらにせよ激痛であることは否定のしようがありません…)

またこれらの症状は、就寝中の夜中から明け方に起き易いと言われています。

痛風発作が始まって、2~3時間程で、患部の関節が赤く腫れ上がり、熱を帯びるようになります。痛みのピークは、そのまま丸一日程度続いた後に、数日をかけて徐々に和らいでいきます。

発症後、2~3日は歩けないほどの痛みに悩まされる方も多いようです。

その後、痛みが治まっても、治った訳ではないので、そのまま放置してしまうと痛風発作は再びやってきます。病状の進行具合にもよりますが、治療を受けない場合は半年から1年後に再び発作が起こります。

この発作を放置しておくと、発作と発作の間隔がだんだん短くなっていき、発作が起こる関節も破壊されていきます。

痛風の初期症状は?

痛風の初期症状としては、ひざや足の関節など下半身に現れ易いと言われています。7割以上が、足の親指の付け根に現れるケースが多いようです。

しかし親指の付け根以外にも、かかと、くるぶしアキレス腱、足の甲などがあり、まれに手の指の関節などにも起こる場合があります。

主な前触れの症状として

  • 関節がピリピリ、ムズムズした違和感
  • 関節に痛みや熱をもった感じがする
  • どこかにぶつけたような鈍い痛み
  • お風呂で温めても、運動しても取れないチクチクとした痛み

などがありますが、初めての発作の場合は、何の前触れもなく、ある日突然、激痛がくるケースが多いようです。

しかし一度発作を経験すると、次に発作が起こる時に、上記に記した違和感を訴えるケースがあるようです。

治療は?

痛風発作時の応急処置で、まず、痛風発作が起きた時の対処法を紹介します。

  • 患部を冷やす
  • 患部を心臓より高くする
  • 安静にする
  • 痛み止めの薬を飲む

などがあります。

関節に炎症が起きて熱を持っている状態なので、とにかく冷やします。氷や水、湿布などを使って熱を取り去る。また患部を心臓の位置より高くします。患部を高くする事でうっ血を防ぎ痛みが和らぎます

痛風発作時は患部を動かさず、安静にしましょう。痛いからといって、歩き回ったり、マッサージは厳禁。痛みが増すだけです。鎮痛薬を使う場合は、アスピリンが入ってないものを用いる。応急処置を施し、症状が落ち着いたら、なるべく早く医師の診察を受けましょう。

その場合、どの病院に行けばいいのでしょうか?

一般的には内科や整形外科を受診される患者さんが多いそうです。

しかし、大手の診療機関には『痛風外来』を設けているところもあります。お近くの病院に痛風外来があれば、そちらで受診してください。

公益法人団体の『痛風財団』のホームページにて『痛風協力医療機関』を探せますので、そちらも心強い味方となりそうです。(『痛風財団』のHPはコチラから)

痛風発作の薬物治療

  • 非ステロイド系消炎鎮痛剤(NSAID)
  • ステロイド療法
  • コルヒチン
  • 尿酸降下薬の使用

痛風の前兆症状が起きた時に、「コルヒチン」という薬を用いれば、発作を予防・軽減する事が出来ます。

しかしコルヒチンは、発作が起きてから服用しても、意味がなく。発作が起こる前に飲むのがポイントになるので、痛風発作の経験がある人は、万一に備えて、携帯しておいても良いかも知れません

痛風発作の極期などでは、非ステロイド抗炎症薬の短期大量投与(NSAID パルス療法)を行います。NSAID が使用できない、もしくは無効の場合において、副腎皮質ステロイドを投与します。

食事療法は?

血液検査での尿酸値が7.0mg/dlを超えると、高尿酸血症と診断され、その状態が長く続くと、-はじめに-でも述べましたが、血液中の過剰な尿酸は結晶となって関節に留まり、急性関節炎(痛風)を引き起こします。ですので、食事療法は尿酸値を下げる上で、とても重要です。

食事のポイントについてご紹介します。

  • 肥満傾向の人は標準体重に!腹八分を心がけましょう。
  • 上部画像に記載された様な、プリン体を多く含む食品摂取を控えましょう
  • 水分を十分に摂りましょう。
  • 野菜を十分に摂りましょう。(果物については過剰摂取の禁止)
  • アルコールは控えましょう
  • 食事は一日3 食規則正しく、栄養バランスも心がけましょう。
  • 食塩を抑え、うす味に慣れましょう。

痛風は、薬を服用する事で症状をコントロールする事が出来る様になりましたが、根本から改善する意味で、プリン体を多く含む食材を極力摂らない様に心がけましょう。

食材の簡単な調理工夫としては、プリン体は溶けやすい性質があります、一度、食材を茹でこぼしてから調理するなどすると効果的です。

また、尿酸は水にも溶けやすい性質があります。十分な水分補給をおこない、尿と一緒に排出させるようにすると良いです。逆にアルコールについては尿酸の排泄を妨げる作用があり、血液中の尿酸値を高くしてしまうので注意が必要です。

尿がアルカリ性に近づくと、尿酸が溶けやすくなるので、尿をアルカリ性に近づける効果がある野菜類や果物類、海藻類、きのこ類を意識して摂る様にしましょう。
健康的な食事

まとめ

初めての発作が起きた時は、痛くて歩く事も出来ずに病院にも行けません。応急処置をして、なんとか動ける様になったら、早急に医師の診察を受けてください。

痛風の発作が1~2 日で、ピークになり、その後ある程度の日数が経つと、徐々に和らいでいきます

それからは、尿酸値を正常に戻す努力を地道に続ける必要があります。放置すると、-はじめに-でも記しましたが、合併症を誘発する可能性が高まりますので注意が必要です。

 

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