ハロウィンはかぼちゃ!なぜ?じつは飾るよりも食べるほうが好き!

公開日: : 最終更新日:2018/10/15



煮つけや天ぷら、スープにグラタン。秋以降、食卓で大活躍のかぼちゃ。この野菜、おいしく食べられるだけではありません。童話ではシンデレラ、お祭りではハロウィンと、各所に顔が利くすごいヤツなのです

さて、今回はハロウィンで活躍する『かぼちゃ』のお話。ハロウィンのかぼちゃといえばオレンジ色の皮のものをイメージしますが、アメリカで「パンプキン」と呼ばれているのはこれだけ

日本でよく食べられる緑色の皮のものは「スクウォッシュ」と呼ばれ、ハロウィンには使われないのです。

「ハロウィン=かぼちゃ」なぜ?

アメリカではハロウィンの夜になると、かぼちゃの提灯(ちょうちん)が多くの家の前に置かれます。日本でも、ハロウィン=かぼちゃのイメージがすっかり定着しました。

ハロウィンが近づくと、街中でもかぼちゃのポスターやイラストが目立ってきてコンビニやスーパーでは限定のパンプキンスイーツなどハロウィンにちなんだ商品がここぞとばかりに並びますね。

しかしハロウィンかぼちゃの提灯は食用かぼちゃではなく、園芸店などで売っている大きくて固い綺麗なオレンジ色をした観賞用かぼちゃで作られています。

今は雑貨屋さんや100円ショップなどでも紙やプラスチックでできたハロウィン用の提灯を売っていますので、日本では、自分で本格的に作る方はなかなかいないのではないでしょうか。

でもこの提灯、アメリカに伝わってきたばかりのころは違う形をしていたって知っていましたか?実は、カブで作られていたのです。

「え?カブってかぼちゃより大分小さいけれど提灯になんてできるの?」って思いますよね。

イギリスやアイルランドなどで作られるカブは日本のものと違って、サイズがかなり大きいので充分提灯を作れるサイズだそうです。そういえば童話にも「大きなカブ」ってお話がありましたが、むこうではカブは大きいイメージなんですね。

ヨーロッパの人々が移住した当時、アメリカではかぼちゃが豊富に栽培されていたためこちらが主流になったと言われています。

そしてアメリカスタイルのハロウィン=かぼちゃが世界中に広まったのですね。

最近ではSNSの普及やハロウィンイベントが一般的になった為、ハロウィンには仮装をする人がかなり増えてきました。でも実際に「ハロウィンにしたい事」ランキングの一位は「かぼちゃの料理を作る」だったそうです。

かぼちゃは洋食、和食、スイーツとさまざまなメニューに使える万能野菜なので日本では食用かぼちゃのイメージが強いですよね。

でも、現代ではかぼちゃの提灯がヨーロッパに逆輸入されていますが、アイルランドなど一部の地域では今でもカブを使っているそうです。

ジャック・オー・ランタンの謎

ハロウィンのカボチャ

かぼちゃの提灯は、一般的に「ジャック・オー・ランタン」と呼ばれています。直訳するとジャックの提灯

ジャックというのは伝説上の人物です。彼は怠け者でずるがしこい男でした。そのずるがしこさといったら悪魔を陥れるほどで、彼は悪魔に「自分が死んでも地獄へ落とさない」ことを約束させました。

しかし、彼が天国の門を通ることを許されるはずもありません。天国へも地獄へも行けなくなった彼の魂は、暗闇の中をさまよい続けるしかありませんでした。そしてそんな彼に唯一許されたものがカブで作られた提灯でした。

今でもジャックは、提灯を片手にひとり暗闇を歩き続けているそうです。

そのジャックの提灯が形を変えて、今では遠い日本の家の玄関にも飾られているというわけです。ちなみに、ハロウィンの夜に火が灯されるのにも意味があります

そもそもハロウィンは遠い昔、ケルト人という民族が亡くなった魂を迎え入れる儀式から始まりました。そのとき、一緒にやってきた悪霊が家に入ってこないように、彼らは松明を焚いていたと言われています。

その風習が、ジャック・オー・ランタンの伝説と合わさったのです。

今でも悪霊を遠ざけるとされるこの提灯ですが、逆にジャックのような霊を引き付けてしまわないかと心配になるのは、私だけでしょうか…

ジャック・オー・ランタンを作ろう

ともあれ、悪霊がよってこないというパワーを信じて、ジャック・オー・ランタンを作ってみることにします。

まずは必要なものを準備します

  • ハロウィン用のかぼちゃ
  • ナイフ
  • マジック
  • キャンドル

以上です。とってもシンプル。ハロウィン用のかぼちゃは、ホームセンターや花屋などで売っています。かぼちゃから汁が出るので、作業は屋外をおすすめします。難しければ新聞紙などをひいて、机などが汚れないようにしてください。

かぼちゃの頭を切り取り、中身を取り出す

ナイフを使って頭を丸く切り取ります。このとき、自分の手が突っ込めるくらいの穴をあけるのがポイント。頭を取ったら、穴から手を入れて中の実や種を取り出します。このとき、できるだけ中に実が残らないようにするとカビが生えにくくなります。

マジックで顔を描く

かぼちゃの表面に、好きなデザインで顔を書きます。直線を多めにしておくと切り取るときに楽です。

下書きに沿って顔を切り取る

ナイフで目や口などを切り取ります。線の少し外側を切ると、マジックの跡がみえなくて綺麗に仕上がります。

かぼちゃを乾燥させる

風通しのよいところに置いて、乾燥させましょう。こうすることで、腐りにくく長持ちします。 キャンドルを入れて、火を灯せば完成です!かぼちゃは生の野菜なので、できるだけぎりぎりに作りましょう。火を入れる前に腐ってしまっては悲しすぎますから。

ジャック・オー・ランタンはハロウィン・パーティーの室内キャンドルとして使ったり、キャンドルをいれずにフラワー・アレンジメントに使うこともできます。飾る場所も自由。最もオーソドックスな置き場所は玄関のすぐ前です。

今のハロウィン用かぼちゃは鑑賞用なので残念ながら食べることはできませんが、昔はお祭りが終わるとパイにして食べたそうです。

お正月のあとの鏡餅みたいですね。なんだかんだ、メインのイベントよりもこのパンプキン・パイを楽しみにしていた子どもも多かったのでは?

 

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