金木犀の香水の作り方!秋の素材で手作りアロマご紹介します!

公開日: : 最終更新日:2018/10/17



秋になり、暑さも和らいで過ごしやすくなってきたかな、と思いながら家の近くの道を歩いているとふわっと香る、金木犀の香り。金木犀のある場所の近くを通ると香りですぐ分かりますよね。甘くて爽やかな香り、お好きな方は多いのではないでしょうか。

そんな素敵な秋の香り・金木犀の香水が、例え初心者でもとても簡単に手作りできることを知っていますか?

肌が弱いから香水はつけられないという方には、ポプリはいかがでしょうか。こちらも簡単にできますよ。

金木犀の香水の作り方

用意する材料:
・金木犀の花
・無水エタノール 又はウォッカ(無水エタノールは薬局で購入できます)
・ガラス瓶(できれば褐色)

作り方:

  1. 金木犀の花を摘む。ゴミや茎を取り除く
  2. 瓶に半分以上~いっぱいに花を入れる
  3. 瓶いっぱいに無水エタノールを入れる(手に無水エタノールがつくとガサガサに荒れてしまいますので気を付けてください。ゴム手袋をして作業すると安心)
  4. 蓋をする
  5. 透明な瓶の場合はアルミホイルなどで覆いをする(褐色の瓶の場合は不要)
  6. 冷暗所で2か月以上寝かせる。

以上です!とても簡単ですね。

もし香りが強く感じられた場合は精製水(薬局で買えます)でお好みの濃度に薄めて使ってください。

使用する金木犀の量により異なりますが、香水として直接使うにはやや香りが強めに感じるかたが多いようです。

小さなスプレーボトルに原液を少量入れて、精製水で好みの濃さになるように調整することをおすすめします。

ちなみに原液1:精製水4の割合で薄めたものは、ルームフレグランスとして使えます。スプレーボトルに詰め替えて、空気中にシュッシュとスプレーして使ってくださいね。

ただし防腐剤を使用していないため、香水やルームスプレーとして薄めて使用する場合は短期間で使い切ることが大切です。

容器に原液を少量入れ、短期間で使いきれる量だけを小分けにしながら使うことをおすすめします。原液は、冷暗所で保管しましょう。

金木犀の花が楽しめる時期はとても短く、1週間もしないうちに散ってしまうこともあります。特に雨が降ったあとは、落ちやすいため注意が必要です。

香水など香りを楽しむクラフトに使う場合は、金木犀が満開になる前に収穫するとしっかりとした香りが楽しめます。金木犀は満開を迎えると、香りが半減してしまいます。

せっかく花を咲かせたから、しばらく眺めていたいという気持ちも分かりますが、5分咲程度のものが一番香るため、早めに収穫してしまいましょう。

特に、雨が降ってしまうと収穫やその後の作業が困難です。できるだけ晴れの日を選んで準備をすすめましょう。

収穫する時には、軸を軽く摘まむ程度でポロポロととれます。ザルなど幅広の容器を持っていると便利です。

瓶はあらかじめ洗い、よく乾かしておくことが大切です。

金木犀を使ったポプリの作り方と効能

金木犀の香りには

  • イライラやストレスを和らげ、精神をリラックスさせる鎮静効果
  • 精神を安定させる効果

があります。金木犀のポプリを作ってお部屋に置けば、外でのストレスを和らげてくれるお部屋作りに一役買ってくれそうですね。

ところで一般的にポプリといえば花を乾燥させて作りますが、なんと金木犀の花には “乾燥させると香りがなくなる”という残念な特性があるのです…。

そこで金木犀のポプリは、モイストポプリにします。
モイストポプリとは、粗塩の防腐効果を利用して、花を乾燥させずにポプリにしたものです。これもとても簡単に作れますよ!

材料:
・金木犀の花1カップ
・粗塩500g(計量カップだと2カップ半程度)
・ガラス瓶

作り方:

  1. 金木犀の花を摘む。新聞紙などの上に広げてゴミや茎があれば取り除き、もし花が濡れていたらそのまま少し乾かす。
    (香りが飛ぶので、1時間以上乾かさないように注意
  • 瓶に、まず粗塩を入れる。次に金木犀の花を入れる。これを交互に繰り返し、層になるように入れてゆく。

 

  • 蓋をして1か月ほど寝かせ、熟成させます

 

  • 出来上がったら香りを楽しめるように蓋をガーゼなどに替え、部屋に置きましょう。
    少量を小瓶に移し替え、職場の引き出しの中にそっとしのばせておくという使い方もできますね。

 

なんとこのモイストポプリ、上手に作れば50年は香りがもつのだそうですよ。

金木犀ってどんな花?

金木犀は常緑樹で、ジャスミンなどと同じモクセイ科の植物です。
開花時期は地域によって違いますが大体9月下旬~10月中旬頃です。香りは蕾の頃から始まり、散り終わるまでの約1週間楽しめます。

とても香りが良いので、同じように香りの良いクチナシ(初夏)、沈丁花(早春)と並んで「日本三大香木」とも称されます

病害虫にも強くさほど手入れも要らないので庭木として扱いやすく、その甘い良い香りからよく玄関先のシンボルツリーとして取り入れられています。

秋の手作りアロマと効能

暑い夏を乗り越え乾燥が気になるお肌に、手作りの保湿クリームはいかがでしょうか?

材料:
*シアバター 10g
*植物性乳化ワックス 3g
*ミツロウ 2g
*キャリアオイル(スイートアーモンドオイル、ホホバオイルなど) 15ml
・フローラルウォーター 30ml
・お好みの精油 10~12滴

道具:
・耐熱性ビーカー
・ガラス棒
・湯煎に使うための鍋
・あれば、小さい泡立て器(100円ショップにもあります)、またはミルククリーマー
・保存用のクリーム用容器

作り方:

  1. *の材料を耐熱用ビーカーに入れる。
  • 80度のお湯で湯煎して、ガラス棒で混ぜながら溶かす。
    (見た目混ざっているように見えても、必ずしっかり混ぜてくださいね)
    材料がきれいに溶けたら湯煎から降ろす。

 

  • 1のビーカーに、湯煎で80度に温めたローズウォーターを一度に入れて手早く混ぜる
    泡立て器、またはミルククリーマーを使うと便利。

 

  • 5~10分、なめらかなクリーム状になって生クリームのようにつのが立つまで混ぜる。

 

  • 精油を入れ、よく混ぜてできあがり。クリーム用の容器に入れて保存する。

 

精油はお好みのものを使って、夏の紫外線で傷んだお肌を癒しましょう。
(精油の中には肌につけてはいけない、刺激の強いものもあります。肌につけても良い種類のものか、必ず確認しましょう。そして必ずパッチテストを行い、自分の肌に合うかどうかテストしてから使用しましょう。)

物思いにふけりたくなる半面、ちょっと気持ちの落ち込みやすい秋におすすめの精油は…

  • サンダルウッド(白檀)
    …精神を深くリラックスさせる効果があります。自分を見つめ直したい時に。また、肌をやわらかくし、潤す効果があります。
  • パルマローザ
    …スキンケアに最適。皮脂のバランスを整え、潤いや張りを与えます。
    落ち込んだ気持ちをリフレッシュさせる効果も。
  • ベルガモット
    …心を鎮静させる作用と高揚させる作用と両方持っているので、情緒不安定な時に。爽やかな柑橘系の香りで、万人に好まれています。

秋の手作りポプリと効能

ポプリは、意外と簡単にできます。

例えば、いただいた花束をそのまま乾燥させるとポプリの材料になるのです。(中には乾燥させると香りが悪くなる花もあるので、全ての花がポプリにできるわけではありませんが…)

ポプリの良いところは、携帯しやすいところです。小さな布の袋などに詰めて、口は中身が出ないようしっかり縫い閉じます。お出かけ時にカバンに入れたり、寝る時に枕元に置いたりでき、場所を選びません。

作り方:

  1. 使う花や葉を乾燥させます。
    自然乾燥が一番良いですが、自然乾燥で上手くいかなかった場合は電子レンジで、600wで1~2分かけてみてください。
    他にもエアコンの送風口の前に吊るしておくと1~2週間でカラカラになってくれます。
  • それらを瓶や袋に入れ、お好みの精油を1,2滴加えます

 

  • 密閉して1ヶ月ほど寝かせて熟成させればできあがり。

 

秋におすすめのポプリの材料は…

  • カモミール
    …心身をリラックスさせ、よく眠れるようになります。冷え性を改善します。
    寝室に置いておきたいですね。
  • レモングラス
    …沈みがちな心を活性化させ、ポジティブにさせてくれます。
  • オレンジフラワー
    …落ち込みやすい気持ちを穏やかな方向に導き、不安やストレスを鎮めます。

金木犀の香りには、ストレスを解消し、気持ちを和らげる効果もあるのですね。香水やポプリもとても簡単に作れますし、今年は手作りアロマ作りにチャレンジして、金木犀の香りを長く自分のもとに留めてみませんか?

お勤め先に金木犀の香水をつけて行けば、同じ金木犀の香りのファンの方との話が弾むかも知れませんね。

他にも精油を使った保湿クリームや、お手軽にできるポプリなど、自然の香りは意外と簡単に楽しむことができます。

この秋はお部屋でのんびり、素敵な香りと親しんでみてはいかがでしょうか。

 

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