菖蒲湯はいつ入る?由来と効能は?

公開日: : 最終更新日:2018/11/02




今回は端午の節句に行う菖蒲湯について書こうかと思おいます。

菖蒲は「しょうぶ」と読みます。なので菖蒲湯は「しょうぶゆ」ですね。

菖蒲は池、川などに生える単子葉植物の一種です。薬草、漢方薬として用いられます

皆さんは菖蒲湯に入ったことはありますか?ある人もない人も一から勉強してみましょう。

菖蒲湯はいつ

菖蒲湯に入るのは端午の節句、5月5日です。菖蒲湯に入るのはゴールデンウィーク最後の祝日であると覚えておくと忘れにくいと思います。

少ないながら旧暦や月遅れの6月5日に行う地域もあります。尚、中国語圏では現在も旧暦5月5日に行うことが一般的です。

あと、時期外れなのですが、6月20日に岡山の湯郷温泉にある湯郷鷺温泉館(ゆのごうさぎおんせんかん)で菖蒲湯のサービスがあります。旧暦の場合、夏至があるのは5月でした。つまりかつては夏至と菖蒲湯の時期は近かったと考えられます。そのことから現在の夏至である6月20日前後に菖蒲湯のサービスを行っているのではないでしょうか。

湯郷鷺温泉館

〒707-0062 岡山県美作市湯郷595−1
yunogosagionsen.net
0868-72-0279

因みに冬至はゆず湯ですが、だからといって夏至が菖蒲湯ということはありません。夏至の日にお風呂に入れるといいものは特に決まっていないようです。夏至の頃はまだ梅雨の真っ只中という地域も多いので、夏みかんなどの柑橘類を入れてさわやかな気分に浸るといいかもしれません。

菖蒲湯とは、菖蒲の根や葉を入れて沸かす風呂のことです。年中行事のひとつ。

なぜ5月5日かというと中国で古来、菖蒲の形が刀に似ていることから男子にとって縁起が良いものとされたのが始まりです。なので端午の節句、こどもの日なんですね。

菖蒲が刀ですか・・・強引な気もしますが。太刀魚と言う魚もいますね。太刀魚はその姿が刀に似ているから付けられたそうですよ。日本人はやたら刀が好きですね。

また、菖蒲湯が5月5日である理由には菖蒲の流通事情も関係してきます。昔は生えているものをとってお風呂に浮かべていたのでしょうが、現代では生花店やスーパーなどで購入しないと無理だからです。

こうして見てみると、5月5日に菖蒲湯に入ることには歴史的な理由と現代的な理由がありました。

菖蒲湯の由来

菖蒲湯
江戸時代に武家社会で菖蒲と尚武を掛けて、5月5日を尚武の節句として端午の節句にして祝ったのが始まりです。それ故に5月5日に菖蒲湯にはいる習慣が受け継がれています。

菖蒲湯の歴史は中国の古い歴史に遡ります。菖蒲は邪気を払う薬草だと考えられていました。中国最古の年中行事記に古くから長寿や健康の為に菖蒲湯に入ったと記されています。

5月4日に菖蒲を枕にして5月5日にはその枕を解き、それを湯に浮かべた菖蒲湯に浴したらしいです。

一般庶民が菖蒲湯に入るようになったのは江戸時代からです。5月5日の夜か5月6日の朝に、菖蒲湯に入る風習がありました。

銭湯は端午の節句は沼の様に菖蒲を敷き詰めたらしいです。現在でも銭湯や温泉等で菖蒲湯が用意されていることがあります

こういう由来があったんですね。調べてみないと分からないものです。

菖蒲湯の効能

武家の男子が勝負に勝てるという効能があります。大人の肩こり・神経痛・リュウマチ・血行促進・腰痛・冷え性・筋肉痛に効果があるそうです。また消毒効果もあります。

これは菖蒲にはアザロンやオイゲノールという精油成分が多く含まれているので病気を和らげる効果があるのです。

また、菖蒲の独特の香りには心身ともにリラックスするアロマセラピーの効能もあります。この香りの爽やかさが理由で「邪気を払う」と言われています。

兎に角にも健康にも精神にも良いのです。こうなると5月5日だけ入るのは勿体ない気がしますね。通年入りたいものですが、収穫がその時期なんでしょうね。

菖蒲湯の作り方

菖蒲の葉と茎を束ねた菖蒲湯セットを使った菖蒲湯の作り方ご紹介します。

  1. 菖蒲は5月5日が近づくと、たいていの八百屋さんやスーパーで売られます。それを買ってきます。この時期になると、菖蒲を仕入れているお店が多いです。ただ5月5日は売り切れてしまうこともあるのでご注意下さい。
  2. 精油の多い菖蒲は乾燥すると成分が揮発してしまいます。なので、そのまま使用します。タオルや綿の袋に、細かくした葉をひとつかみ入れます
  3. 袋を洗面器などに入れて熱湯(42度~43度)を注ぎ15分ほどで精油を抽出します。
  4. 袋と精油を抽出ものを入れます

菖蒲をそのまま浴槽に入れて芳香を楽しんでもいいです。ヨモギと一緒に売られている場合は合わせて芳香を楽しみましょう。

面倒くさい方は少々高めの温度のお風呂に菖蒲を引き詰めていれて、その後少し冷やして入ると良いでしょう。

【菖蒲湯】

菖蒲 他の活用法とは?

菖蒲

菖蒲は色々な使われ方があります。

菖蒲酒

菖蒲酒は菖蒲の根を刻み浸けこんだりしたお酒です。菖蒲には強い解毒作用があり、中国では健胃や血行促進のほか打ち身にも効く薬草として珍重されていたそうです。

菖蒲枕

菖蒲枕は昔から、寝床や枕の下に菖蒲を敷いたり、菖蒲で作った枕を作り寝ます

菖蒲切り

菖蒲切りは束ねた菖蒲を刀にしたチャンバラごっこです。悪鬼退治や武道上達を願う意味が込められています。

菖蒲を頭に巻くとどうなる?

「え?なにいってるの?」と思われるかもしれませんが、菖蒲湯につかる際、菖蒲を鉢巻きのように頭に巻くと頭がよくなるといわれているんです

これは、先に書いた精油が直接肌に触れるためで、血液の循環を活発にしてくれるからだそうです。大事なお子さんに、またもっとがんばってほしいお父さんに(笑)、ぜひ巻いてあげてはいかがでしょうか。

巻き方などに決まりはないようです。ずっと巻いていられるように、できるだけ長いものを選ぶといいかもしれませんね。

ちなみにお腹にまくと、健康になるようですよ。

それなら、お尻にも足にも・・・気になるところにいろいろ巻いて試してみるのもおもしろいですね(笑)。

まとめ

如何でしたでしょうか?

端午の節句に欠かせない菖蒲湯

一度試されては如何でしょうか?いつもと違うお風呂は少し贅沢で楽しいものです。

管理人の子供も入ると喜びます。意味は分からずともその光景が楽しいのでしょうね。

 

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