びわの種を植えると芽は出る?食べられる実はなる?

公開日: : 最終更新日:2018/11/03




初夏の味覚のびわ。食べたあと、茶色の大きな種が出てきますよね。

スーパーで買ってきた果物の種を植えると、芽が出てくるのでしょうか?

また、種から育ててなった実は食べられるものなんでしょうか?

そこで自宅でびわを種から植えたあとに本当に芽が出るのか、びわの実を食べることができるのかなど、調べてみました!

食べたあとのタネを鉢にまいて育てれば、かわいらしい芽生えを観察できます。

育てれば、観葉植物として楽しむこともできます。

びわの種を植えると芽は出る?

びわの種

びわの種は、果実としては実に発芽率が良く、かなりの確率で芽を出します。

といってもある程度、植える前に種の処理は必要です。

それでは、どのように埋めたら発芽を助けることが出来るのか簡単にご説明します。

  1. まず、なるべく大きな種を選びましょう。
  2. 良い種を選んだら、種についている果肉をきれいに洗い流してください。
  3. 果肉には発芽を抑制する機能があるので、果肉はしっかり取り除いてください。
  4. 次に種が乾かないように湿らせたままの状態で土に埋めます。
  5. その時、表面の茶色の皮を少し剥いておくと発芽率が上がります。

大体の目安ですが、一か月ぐらいで芽が出てきます。

びわの木は、鉢植えでも実がなるそうです。直径30cmの植木鉢に高さ2m、幹の太さ5cm程度のびわの木を10年以上育ててらっしゃる方もいらっしゃいます!

実をつけてくれる数年後を楽しみに、今度びわを食べたときは種を可愛い植木鉢などに植えてみるといいかもしれません。

実がなるまでにはかなり時間がかかりますが、芽が出てある程度育ってくれればお部屋のインテリアの観葉植物として楽しむことも出来ますよね。

【びわの効能】

古い仏教経典では、「大薬王樹(たいやくおうじゅ)」と伝えられるほど、様々な効能があるびわ。

美味しいだけではなく、果実にはビタミンAやポリフェノールが多く含まれており、抗酸化作用や動脈硬化予防などに効果があるといわれています。

乾燥させたびわの葉は、煎じて飲むことで鼻詰まりの解消や咳止めや痰切りの作用があり、また胃腸薬としても使われるとのこと。

古代中国では、びわはその薬用効果を求めて病人が寄ってくるから庭に植えては縁起が悪いとまでいい伝えられていたとか。

食べられる実はなる?

びわの実

桃栗3年、柿8年と同じように、種から植えたびわの実がなるまで9年ほどかかります。

ですので、早く実を収穫したいなら、園芸店やホームセンターで売ってある接ぎ木苗を育てたほうが良いでしょう。

でも、一から育てるのも苦労はありますが、面白い試みですよね!

そこでびわの実をならせるための育て方を以下に紹介します。

  1. 屋外に出す
  2. 雨が当たらない、日当たりが適度によい軒下がおすすめ。花やつぼみは寒さに弱いので、花が咲くようになったら室内に移しましょう。

  3. 植え替え
  4. 成長を見ながら、2~3年ごとに大きな鉢に植え替えましょう。

  5. せん定
  6. 葉っぱが茂ってきたら、せん定をしましょう。9月ごろに枝がたくさん出ているところをカットして枝数を少なくするとよいでしょう。

このように、手間をかけて育てれば、種から育てても食べられる実がなりますよ!

びわの種を植えるにはいつ頃が良い?

びわの葉

びわの種のまき方ですが、果肉を落としてきれいに洗った種を土の2~3cmの深さに植えるのですが、時期としては、びわが出回る季節、おおむね4月~7月頃が発芽に適した時期です。

やはり、気温が高く、暖かい時期がびわにとって最適な環境です。

種をまき終えたら、土が乾かないように水やりをしましょう。

びわはとても発芽率が高いため、乾燥が苦手です。乾燥しないように気を付けて水やりをすれば、発芽はしてくれます。

気温や環境要因はありますが、約1カ月ほどで発芽します。

びわの種は乾燥してから植えても芽が出る?

びわの絵

びわは温かい時期に出回る果物です。また、種から植える際、びわに関していえば、乾燥した種からでは芽が出てこない確立が高いのです。

先に紹介したように、びわの種は発芽率が高いので、種を洗ったままの状態で皿や器に少量の水を張り、その中に浸しておくだけでも約2週間ほどで発芽してしまうほどです。

このことからも分かるように、水分がないと種は発芽しないので、なるべく種を植えるつもりなら食べたその日、または種が乾燥しないように水に浸しておいて次の日に植えるようにした方が良いと思います。

水に浸しすぎるのも腐る原因にもなりますので、水は少量に。

びわの種を植えて育てると食べられる実はなる?

びわとお皿

びわの種を入手する方法は、スーパーや八百屋で売っているものを購入することです。

食べた後の種子でも十分発芽はします。

しかし、その果物自体が輸入品の場合、日本では栽培できないものが多く、発芽しても収穫までは不可能なことが多いです。

また、種子を発芽させても、その種が果物の性質をそのまま受け継いではいませんので、美味しくなかったり、実が大きくならない、病気に弱いなどの症状が出てきます。

このことから、びわは“日本産”のものを購入することをおすすめします。
(びわについてスーパーで売られているもののほとんどが日本産)

ちなみに種子から育てることを「実生」といいます。実生で作った果物はおいしくないのが通例です。

びわの木は縁起が悪いって本当?

びわの木

“縁起”の話は実際に語り継がれています。

諸説ありますが、一番良く聞かれている話としては、ビワの薬効を知っている病人が、ビワの葉などを求めて次から次へとやって来るからことから、「伝染する」こととつながって、縁起が悪いと伝えられているようです。

他に縁起が悪い、といわれる理由としては

  • びわの葉は常緑で大きく、庭に植えると家の中の日当たりが悪くなる
  • びわは幹が堅くいことから、よく木刀を作るのに使われるため、人を殺傷するイメージがある
  • びわの樹は裂けやすいので、実を採ろうと登って落ちると怪我の元になる
  • びわの実は栄養が豊富だから、食べ過ぎると害になる

など、びわの姿や状態と“縁起”と結び付けているようですね。

まとめ

初夏の味のびわについてご紹介していきましたが、種から育てるなどの興味深い話だったと思います。

発芽率が良く、誰でも簡単に・鉢植えでも育てられますし、栄養豊富で食べやすく、おいしいびわ!

今年は手そんなびわを種から育てることに挑戦してみませんか?

きっといろんな発見があって楽しいですよ!

 

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