頭の汗対策!頭の汗を止める方法は?頭部多汗症かも!

公開日: : 最終更新日:2018/10/28




以前読んだマンガで、ある大女優さんの話がありました。

冬の寒い時期、映画のロケをしているんですが、そのシーンは夏の設定なのです。ですから服装も夏の服装です。

休憩時間に「寒いだろうから」と女優の卵である付き人が暖かい飲み物を持ってくると、その女優さんは、暖かい飲み物を持ってきた付き人を叱り、氷の入った冷たい飲み物を持ってこさせます。

なぜなら

「暖かいものを飲んでしまったら、次のシーンの撮影でセリフをしゃべったとき口から白い息が出てしまう」

からなのです。

大女優のプロ根性に付き人が感銘を受けるシーンなのでした。

そして女優の大切な資質の一つとして「顔に汗をかかない」というのも、その大女優の持論でした。

そんなこと言われたって生理現象である汗をコントロールする方法なんてあるものでしょうか?

あったら知りたいと思うのは、頭や顔の汗に悩んでいる人の切なる願いではあるのですが、あいにくそのマンガには具体的な「頭や顔に汗をかかない秘策」は書かれていおらず、根性論で片づけられていました。

では、実際頭の汗を止める秘策はないのでしょうか?

頭の汗対策!頭の汗を止める方法は?

頭の汗

頭に汗をかくと顔に流れてきたり、髪が湿ったりして困りますよね。女性なら化粧崩れの心配もありますし、頭皮が臭ったりかぶれたりする原因にもなります。

「この汗どうにかしなきゃ」というあせりがさらに汗を呼ぶという悪循環。どうにか断ち切りたいですよね。

そこで頭の汗対策を調べてみました。

舞妓さんの汗対策

女優と並んで「顔や頭にに汗をかかない」ので有名な舞妓さん。

彼女たちを見て、こんな疑問を持ったことがある人はいませんか?

蒸し暑い真夏に、着物を着て日差しの下を歩いているのに、汗で化粧が落ちたりはしないのだろうか、と。

実は彼女たちは、昔からある方法を使って汗をかかないようにしているのです。

その汗対策として有名なのが、わきの下を圧迫する紐を使った方法です。

舞妓さんたちは「大包」というツボを紐で圧迫して発汗を抑えているのです。

これは「半側発汗」という人間の反射機能を利用した方法です。

「半側発汗」とは「体の片側を圧迫すると、その反対側だけ発汗する」という機能のことで、左右の胸を圧迫すると、圧迫した部分から下は汗をかくのですが、上部分はかかなくなるのです。

「大包」の場所は脇の下、肋骨の近くです。

探し方のコツは、手の平を開いたまま両腕を胸の前でクロスさせると中指と薬指が肋骨に当たる部分があります。そこが「大包」です。

ただし強く圧迫しすぎたり、長時間やりすぎると血液循環に支障をきたすので、あくまでも応急処置的に使いましょう。

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漢方で体のバランスを整える

漢方による対策は即効性はありませんが、長期的なビジョンで対策をしていきたい人にはおすすめです。

体の一部分だけに大量の汗をかく症状を局所多汗症と言うのですが、その原因はわかっていません。

なので、漢方の力で体質改善をすることによって水分の代謝を正常にしたり、心身の状態を整えたり、余分な体の熱をとったりすることが大切なのです。これらの効果を持った漢方薬が頭の汗対策になります。

頭の汗に悩まされている方におすすめの漢方としては、柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)などがあります。作用は以下です。

  • 柴胡桂枝乾姜湯は神経を鎮め、心身の状態を整える作用
  • 防已黄耆湯は水分代謝を正常にし、体に溜まった水を排出する作用
  • 桂枝加黄耆湯は余分な体の熱をとって、汗を調節する作用

頭に汗をかく原因は?

汗には大きく分けて

  1. 温熱性発汗
  2. 精神性発汗
  3. 味覚性発汗

の3種類に分けられます。

1の温熱性発汗は、

読んで字のごとく「暑いから体温調節のために汗をかく」という哺乳類に証である汗です。

2の精神性発汗は

ストレスや緊張による汗、俗にいう「イヤな汗」というやつで、暑さ以外でタラタラ流れる頭の汗は、この精神性発汗であることが多いです。

3の味覚性発汗は、

辛い物や酸っぱいものなどある特定の味覚によって汗腺が刺激されて出てくる汗です。

激辛料理やスパイスの利いたカレーなどを食べたときに頭から流れる汗は、温熱性発汗の場合と味覚性発汗の場合があります。

この中で一番やっかいなのが2の精神性発汗で、原因となるものを排除すれば収まる汗と違って、自分自身でコントロールできないのがやっかいなところです。

精神性発汗

頭の汗かきの改善方法は?

体温調節機能を改善させる

人間の体には全身に汗腺があるのに、どうして頭だけに集中して汗をかくのでしょうか?

その原因の一つに「汗腺の退化」があります。

エアコンの効いた室内にいることが多かったり、運動で汗をかく機会が減っている現代は、汗腺の機能が衰えるリスクを持っています。そして人間の汗腺は、体の下にある足から順に閉じていくしくみになってます。

なので、体にはさほど汗をかかなくても頭にだけ汗をかいてしまうという現象が起きるのですね。

近頃は熱中症などの危険性もあるので、夏に適度にエアコンを使うことが奨励されていますが、それはそれとして、運動をしたり、朝晩は自然の空気に当たる、真夏でも湯船につかるなどして、全身の汗腺がはたらくようにしておきましょう。

頭皮への刺激をチェックする

シャンプーやコンディショナー、整髪料などに過剰な化学成分が入っていたり、体質に合わなかったりすると頭皮の汗腺に悪い影響を及ぼす場合があります。

特にメントール成分の入ったものは、頭皮に刺激が強すぎる場合がありますし、使用感がスーっとするからといって特に汗を抑えるわけではありません。

普段使っているヘアケア製品を変えてみると、意外にあっさりと頭汗問題が解決されるかもしれません。

頭部多汗症って何?

多汗症という汗を大量にかく症状がありますが、その症状が頭部にあらわれるのが「頭部多汗症」です。

髪の毛では止まらず顔にまで流れ落ちてくる症状で、髪の毛も見てわかるほど汗で濡れてしまいます。

髪や顔は服で隠せないので人目につきやすく、また頭皮が濡れたままになっていると蒸れてにおいを発したり、頭皮が傷みやすくなり毛根にも良い影響がないので、頭部多汗症の人の悩みは深いといえるでしょう。

頭部多汗症は病院で治療できる?

多汗症の治療には「塩化アルミニウム溶液」を塗って汗の出口をふさぐ方法が使われますが、頭の場合は頭皮がデリケートなので塩化アルミニウム溶液は使えません。

最近では、多汗症治療に使うボトックスを、注射ではなくジェット噴射によって頭皮に噴霧する方法をとっている医療機関もあります。

そこまでの治療をしなくても、緊張性の発汗でしたら体質改善やメンタル的なアプローチで改善されることもあります。

肉体的な痛みや感染を伴わないのが多汗なので、他人には「汗が多いくらいで」と思われるかもしれませんが、当事者にとっては深刻な問題です。

悩みを抱え込んでさらにストレスで汗が多くなってしまうようなら、美容外科などの専門医に相談してみることをおすすめします。少し心が軽くなるかもしれませんよ。

美容外科などの専門医に相談


いかがでしたか?

頭の汗対策としては

  1. 入浴や運動などの生活習慣で下半身の汗腺を活発化させる
  2. 漢方などで水分の代謝や心のバランスを整える
  3. 頭皮に刺激を与えすぎないようなヘアケアを心がける

という長期的な対策を基本として、突発的な頭汗対策には、わきの下のツボを圧迫する舞妓さん方式で対応する。

そして汗の量が多すぎたり生活に支障をきたすようなら専門医に相談することも考えてみましょう。

 

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