稲刈りをコンバインで!湿田のぬかるみは大丈夫?

公開日: : 最終更新日:2018/10/05




GWが過ぎ、最近すっかり初夏の陽気になってきました。散歩の途中の花々や、田畑の緑も色濃くなってきています。

私の住んでいる新潟は、専業・兼業ありますが、農業に携わっている人が多い地域です。家族で田植えに稲刈りにという風景も珍しくありません。

しかし、最近は身内だけでなく、農業体験で都会からの参加者も増えていると聞きます。そんな、これから農業をと思っている方々には、田んぼの脇に停まっている農業機械はあまり馴染みがないことでしょう。

様々ある農業機械の中から、今回は収穫の秋に向けて稲刈りで活躍するコンバインについて調べてみました。

お米の収穫には、自脱型コンバインを使います。稲刈り・米ぬかの脱穀、そのあとに出るワラの裁断などの処理を行うための機械です。

便利な機械なのですが、気を付けることもあるようです。

稲刈りをコンバインで行う時に湿田のぬかるみは大丈夫?

大丈夫ではありません。

刈取りにより、車体が重くなってしまった場合、湿田のぬかるみ湿地に強いかと言われると、決してそうではありません。

段々畑など、山間部のお米の収穫には、大型のコンバインは入ることができませんが平地での稲刈りでは、コンバインを使用している方が多いようです。そのため、ぬかるみの問題は、みなさん悩みの一つでしょう。

田んぼは水田と各通り、水が常に張ってあり、泥とぬかるみができやすい状態です。収穫をする際には水を抜き、雨降らない日が少し続き、土が乾いて固くなるのが理想です。

しかし、ずっと水を張っていたところが、すぐに乾くわけもなく、また広い土地が同じように乾くわけもありません。

コンバインでの刈り取りがみ、車体が重くなったところに、ぬかるみのすごいところがあれば当然、そこにハマってしまいます。収穫作業の時に、たまに見られる光景です。

ぬかるみのある湿地の稲刈りに強いコンバインがある!

ぬかるみに強いコンバインがあったらいいなと、毎年農作業をしながらみなさん思っている事でしょう。農業機械を開発する側もまた、そんな声に応えるべく、湿地に強いコンバインを開発しています。

例えばクボタのコンバインには、超湿地仕様のものがあります。なにが違うかというと、キャタピラーがとても長いのです。他の会社のものを見ても、湿地仕様とそうでない者の一番の違いは、キャタピラーの長さです。

それから機体の軽量化。湿地での沈みを少なくするためです。泥に強いコンバインは、きっと農作業を楽にしてくれますね。

湿田のぬかるみを改善することはできる?(排水をすること、暗渠など)

湿田のぬかるみを改善

田んぼのぬかるみを何とかするには、中の水を無くすことが一番の解決策です。そうすればコンバインでの作業がしやすくなるばかりでなく、人の手による作業もまたしやすくなります。

農作業をする人にとっては、排水方法はぜひ知りたいことの一つでしょう。

暗渠排水という言葉を聞いたことがありますか?

暗渠排水とは、田んぼの地下の水位をさげる排水方法です。

地下の水位が下がることで、ぬかるみがひどくて農業機械が入れなかったところの土が、乾燥してコンバインで作業ができるようになります。

地下に穴の開いたパイプを埋め、その中を地下水が通るようにする、つまり地下水路を作ってそこに排水させるという仕組みです。田んぼに排水路に向かう溝をいくつか掘り、そこに穴の開いたパイプを設置します。

パイプに土が詰まったら排水できないので、パイプの周りにはもみ殻などをいれます。そして土で埋める。これで完成です。地下水が排水路に流れることで田んぼの地下の水位を下げることができるわけです。

実際にコンバインで湿地の稲刈りを行う!

さあ、稲刈りをしましょう。まずはコンバインで田んぼに出ます。

それからまっすぐに一列稲を刈り、バックしてまた一列刈ります。それから田んぼの角を刈り取ってはバック、刈り取ってはバックで綺麗に刈り取っていきます。

角はなかなか難しく、人の手で行うという方もいるようですが、コンバインもなかなか小回りが利くんですね

角が綺麗に刈り取れたら、次は横。そしてある程度コンバインに収穫ができたら、刈り取ったお米を別の車に移します。

後はその作業の繰り返しです。四角く田んぼを刈り取っていきます。

慣れが必要なようですが、最近のコンバインは運転しやすくなったといわれていて、女性でも練習すれば扱えるそうです。コンバインは初めてという方も、農家の方に教えてもらいながらなら、作業ができそうですね。

稲刈りをコンバインで行う時に必要な「角刈り」とは?

湿田の稲刈り、コンバインで角刈り

先ほども書きましたが、田んぼの角をコンバインで刈るのは大変で、角だけは手で刈るという方もいらっしゃいます。でも最近のコンバインは小回りが利きます。方法が分かれば、全て機械で作業できるようになります。

四隅の苅り方は、まず半時計回りでまっすぐに田んぼの角まで刈り取ります。それからバックして角を無くしていく感じで斜めにコンバインを旋回させながら何度か刈り取り、バック、刈り取り、バックと繰り返します。

旋回できたらまた半時計回りでどんどんと刈り取ります。何度も刈り取りをして、刈った場所が広くなったら、いったんコンバインを逆に回転させて、刈り残した部分を刈り取ります。少し残りが出るかもしれませんが、その部分だけ手で刈るのであれば、すごく楽ですよね。

コンバインでの稲刈りには、田んぼ特有のぬかるみ対策として、やはりそれに強いものを選ぶこと、ぬかるみ自体を改善していくことなどが必要なようです。

事前に対策を講じることで、便利な機械をより有効に使用することができれば、いちからの米作りも楽しくできそうです。

自作のお米を食べることができたら、きっと感動でしょうね。

 

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